冬コミのお知らせ。

大変遅れて申し訳ありません。
冬コミの新刊確定のお知らせです。

「月を読む」A5、92ページ　1000円
原作読了前提ナル麻衣設定あり。
うちの設定で、ナルの帰国を半年あまり後に控え、引き継ぎの最初の試みとして、日本の調査にまどかが参加することになる。確実にデータを取れることから石杜家の祭祀の書面化のための調査に、ナルを除いたフルメンバーが参加、まどかを待っていた麻衣は、あとから真砂子とともに合流する。その調査で、まどかはイギリスで関わってきた「ghost」とのあまりの差に愕然とし、他のメンバーは、ナル抜きでの調査の難しさに直面することになった。
（石杜家：2006,7年発行ものを12年に「香梅の筺」として文庫化したもの。再版予定はありません。読まなくても分かります）

「聖佳の檻」文庫フルカラーカバー340ページ　2500円
2004年サイト連載より2007年に上下巻刊行したものを今回書き起こし、改訂。（データクラッシュのため。泣）
原作読了前提ナル麻衣設定あり。元原稿が古いため、主にやたらと多い三点リーダ（点々）やダッシュ（棒線）の削減、誤字、表現の訂正、設定変化のための修正が主な修正分です。
遠方からオフィスまで依頼にやって来た二人は、学区を接する小学校の校長だという。両校の中間地点にある採土場跡で、毎年一人か二人の児童が十八年間必ずいる、それを助けたいという依頼に、ナルはSPRを動かした。ほとんど資料の無い中、地形、習慣、そして学校に残っていた古いメモから浮かび上がってきたのは、十八年前に行方を断ったままの少女の、悲しすぎる記憶だった。
＊「金朱の残映」は再版をしましたが、こちらは再版しません。ご了承ください。

虎の穴、pixivにサンプルをのせています。
なお、通販は1月12日の大阪シティ終了後になります。

既刊は、夏の「mourning with roses」と、5月の「野をなつかしみ一夜寝にける」の2冊のみです。在庫分すべて搬入しております。